みらいのうた。
カワベユウコ個展 [mirai] がおわった。
公開制作も同時に終了。
これからぼくがさいごの仕上げをするところ。
ぼくはうたうのがすきなので、
miraiの影で曲をかきました。
最終日の真夜中にうたって、ゆうこちゃんが聞いてくれた。
mirai最終日の真夜中にうたった、ボイスメモ。
はじめから泣くつもりの映画のなかには
はじめから泣くつもりの主人公がいるような
今日の僕は偽物だよ
どうして誰も探さないの?
今日も君は偽物だよ
どうしてだれも気付かないの?
風の吹かない街にだけ
うたえるうたがある。
はじめから夢のなかで戦っていたのに
はじめから終わりのない現実のはなし。
どうも僕は偽物だよ
どうして誰もまよわないの?
どうも君も偽物だよ
どうしてだれも笑わないの?
うたをうたうときにだけ
吹かない風がある。
ぼくはもう、いかなくちゃ。
ぼくはもう、もどれない。
手に負えないみらいを信じた。
そうだ僕は本物だよ
どうして誰も信じないの?
そうだ君も本物だよ
どうしてだれも気付かないの?
できることをできるだけやれば、
きみにあえる。
今日もよんでくれてありがとうございます。
とにかく、ゆうこちゃんはいい顔で、わらう。
ぼくもそんなふうで、いたい。