みらいのはなし、3。
気付けばハズレのないみらい。
みんなにとって正解もハズレもないのは、
あたりまえのことだけれど。
それって自分にとってでも、そうかもなあ。
宝くじで当たっいても、いなくても、
人生は変わるけれど正解もハズレもない。
どんな環境にじぶんがフィットできるか、
割り切ってつぎの扉をこじあけるのか、
居心地いい、この部屋で過ごすのか。
どれを選んでも、
あそこからハズれて、どこかからは正解の旗があがってしまう。
つめたいように思うけれど、
ぼくは人間がすきで、人間関係が苦手だ。
人間関係で正義になったり悪になったりする。
それがおもしろい人間らしさ、ともおもうけれど、
なんとなく、その恩恵にあずかったことはないからだ。
ぼくは大事そうなものを、ひとのなかにみてきた。
すきだとおもうひとを、ずっとすきでいられるのは、
ほんとうはかんたんなことの気がする。
今日もよんでくれてありがとうございます。
ぼくときみの、あいだのものより、
ぼくときみの、なかにあるもの。
そんなみらいのはなし。